2025年「カチョッポリ」の秋冬物ジャケットコレクションから「ドルチェビータ」ジャケット&スーツコレクションが登場。まずはイタリアンジャケット地をご紹介。ナポリのサルトと言えばやはり柔らかい曲線ですが、それを可能にする生地を提供することはCaccioppli(カチョッポリ)社にとって至極当たり前のこと。今シーズンも安定のウール・シルク・カシミアという甘い手触りと艶を兼ね備えた24品番でコレクションは始まります。冬の定番ウール・シルク・カシミヤの三者混が冬物としてもお試しで登場。手触り、雰囲気、色の全てが申し分ないので反応が良ければ次から力を入れていきたいそうです。カジュアルな雰囲気は休日のお供にぴったりです。コーディネートがついつい暗めになってしまう冬もせっかく出かけるならとブラウンやベージュを使い、明るめの印象になるよう心がけました。カジュアルな着こなしを楽しむお客さまがどんどん増えていますのでストレッチ・ジーンズのデニムの提案はありがたいです。 |
厳選されたメリノウールにカシミア、そしてシルクをブレンドされた三者混・ツイードジャケット地。単色ではなく、まるで油絵のように多色の色糸を紡ぎ、「カチョッポリ」らしい色彩豊かな、バランスの整った、オリジナリティ溢れる都会風アーバン・ツイードジャケットコレクション。 |
通常の「ドニガルツイード」とは一味違う、ウェイトが320gmsとツイードにしてはややウェイトの軽めの「ドニガルツイード」。軽い分だけ軽量な仕立てのアンコン仕立てで、ソフトな毛芯とノーパットのマニカカミーチャ(雨振袖)でイタリアンなこじゃれた「ドニガルツイードジャケット」を仕立てるには最適なマテリアルです。 |
Caccioppoli(カチョッポリ社)の歴史 1900年初頭 ビンセンゾ・カチョッポリは二人の兄(ラファエロとサルバトーレ)と商売の販路を拡大するためナポリを離れ、南米コロンビアのボコタに移住いたしました。 そしてボコタのアルマチェンイタリア(イタリア人街)といわれる街の公共広場の一角にカチョッポリ社を設立し、織物で有名なビエラ(イタリア)やニューヨーク撚り服地を輸入し販売を始めました。しかし、第一次世界大戦後、世界中が混沌としていたのでビンセンゾと二人の兄はイタリアのNaporiに帰郷するすることにし、現在カチョッポリ社のあるニコラ・アモレ広場に店をオープンしました。現在ビンセンゾの子供達(コシモとアントニオ)もカチョッポリ社に参画して、ファミリービジネスを大きく展開しています。Naporiにカチョッポリ社を設立してから、ナポリの町にとどまらずイタリー国内は元より、全世界へ高級服地を販売してきました。カチョッポリ社では独自の企画で、ハイセンスのデザインを織物工場に提供しカチョッポリ社だけの高級服地を製造販売しています。また、イタリアの織物工場だけでなく、多くの優れたイギリスの織物工場からも服地を買い付けて品揃えの充実を図っています 現在、イタリアの多くの洋服店・世界各国の服地卸商を顧客として、幅広く展開しています。また、ローマ法王、ヨーロッパ貴族、各界セレブ等の顧客を持っている有名なデザイナーの方達にも高品質服地を提供しています。 |