「フォックスブラザーズ」「ヘリテージフランネル」は1930年代のアーカイブからピックアップした魅力的なデザインの数々を、「プロバークロス」と呼ばれる伝統的な肉厚ボディー(17/18オンス)に織り上げました。多くのセレブリティーに愛された、「古き良き英国」のフランネルが遂に復活。「一生もののフランネルスーツ」に相応しい銘品生地の数々です。 |
フランネルとは?
「フラノ」と呼ぶことも多い。トップ糸使いで霜降りの「グレー・フランネル」に象徴される、スーツの代表的素材です。平織りや綾織りをゆるく織って縮絨(しゅくじゅう)をかけて、片面が両面に起毛し、柔らかな薄手毛織物に仕上げます。弾力性があり保温性が高いです。このようなフランネル独特の柔らかく滑らかな仕上げを「フランネル仕上げ」といいます。本来は紡毛織物でありますが、日本では梳毛(そもう)が一般的です。「梳毛フラノ(ウーステッド・フランネル)」とも言います。似たような起毛ウールに「サキソニー」と「メルトン」がありますが、その中間的なイメージです。サキソニーは折り目がうっすら見えますが、フランネルは見えません。「メルトン」は薄毛で柔らかいです。フランネルは18世紀頃に英国のウェールズWALESで創織され、「ウェルッシュ・フランネル」と呼ばれ、婦人の肌着として用いられたのが始まりとされます。 |