こだわりを持った粋な紳士達へおくる、しっかりした英国アイリッシュウールのブリティッシュツイードジャケットコレクション。あるときはタイドアップしてエレガントに、またあるときはノータイでカジュアルに、あなたのパーソナリティーを生かすビジネススタイルのさまざまなシーンにお応えできるインポートジャケッティングの数々。イギリスは西ヨークシャー州有名ファブリックブランドを集めたました。カントリージャケットやノーフォークジャケット、ツイードスーツにツイードオーバーコートには最適なコレクション。ユーロ高で仕入れが厳しくなって参りましたが、お客様のお気持ちに寄り添い、企業努力により通常のマーチャントものよりもお安くご提供いたします。 |
『JAMIESONS=ジャミーソンズ』は、スコットランドのシェトランド諸島で、5世代にわたってネイティブのシェトランド羊のウールを専門扱ってきたファブリックメーカーです。「ジャミーソンズ」で仕立てるジャケットは洗練された良質のフライデーウエア、あるいはウイークエンド・カントリールック。例えば当店の得意としている“ラギット”な「ノーフォークジャケット」としてお楽しみ頂けます。毎秋冬の男子服装の定番である「ジャケットコーディネート」として使えそうな、ツイードジャケットにジーンズを合わせた着こなしにも。インナーはセーターにシャツをインしたオーソドックスな構成でも、いつものジャケットコーディネートを、このジャ“ミーソンズ・ツイードジャケット”に変えるだけで本格度がアップ、という手軽さも魅力。まるでセーターのようにソフトでスポンジのような雰囲気で、織っ織り上げているので、しっかりした本バス総毛芯仕立てもいいですし、肩パットをなくした軽いアンコン仕立てでも良いかも。秋冬マストなツイードジャケットに、冬らしい印象が魅力のタータンチェック、ハンドトゥース柄を合わせ「季節感」を出せば成功。「ビジカジジャケット」はもちろん、ネクタイを外せばウィークエンドのデイリーに使えます。高級スーツとツイードジャケットを同じステージで語るべきではないのですが、最近のラグジュアリーな服地至上主義みたいな風潮はやっぱりどこか行き過ぎているように思え、たまには「抜ける時間=リラックスできるひととき」が大事です。その時間の相棒がシェットランドツイードというわけです。 |
カントリー風の「ハッキング・ジャケット」を仕立てるにはふさわしいガンクラブチェックパターンを集めたコレクション。 「ハッキング・ジャケット」とはシングルブレストで、前裾が丸くカットされ、後ろ裾のセンターベンツとチェンジ付きの斜めの「スラントポケット」が特徴の乗馬服を起源とするツイード製のジャケット。斜めのポケット(スラント・ポケット、ハッキング・ポケット)は、騎乗中での物の取り出しやすさを考慮したもの。ウェストのラインはできるだけタイトにする。それは乗馬の際にサポーター的に保つから。乗馬服のデザインが故に着丈はできるだけ長めにし、裾のフレアーも多めにとるのは、下からの風の侵入を防ぐためのディテール。首を保護するためにも、ラペルにタブカラーを付け、襟を立てて釦を閉め、背中のバックスタイルは「ピンチバックベルト」を付けたセンターベントが最適です。「ハッキングジャケット」といえば、「アブラハム・ムーン」のパターンは当然のようにトラディッショナルな「ガンクラブチェック」が基本。 最高に雰囲気良い「ハッキングジャケット」になりますよ。 「ガンクラブチェック」とは? アメリカ東部に実在した狩猟倶楽部のひとつが1874年に作ったユニフォームに、このパターンを使用したことからがその名前になりました。ガンクラブチェックはスポーティーなパターンの代表格で、二色の格子が重なり合って出来ているのが特徴で、またの名を二重弁慶格子とも言います。多色使いにしたシェパードチェック、あるいはハンドトゥースに似ており、この両方の柄をいう。本来はスコットランドの「コイガックCoigach」という領地の、生成り・黒・茶を配したシェパード・チェックだったといわれる。 |
ツイードの最高品質を生産するミルであるイギリスの古くからの「ミル」である「マギー」社「ドネガルツイード」「ドニネガルツイード」。アイルランド北端ドネガル地方で1866年に創業した同社は、“ドネガルツイード」の名サプライヤー。 「ドネガルツイード」とは? アイルランド北西部のドニゴール州で算出されるアイリッシュツイードの代表格です。 「ドネガルツイード」に使用される羊の品種は「ブラックフェイス」という品種。「ドネガルツイード(ドニゴール)」は暖かく耐久性があり、ネップ(節)のある見た目が特徴の目の粗いアイリッシュツイード。基本の色と相反した不揃いのスラブ糸の平織りが特徴とされ、紡毛糸を使って織られている。色がついた「ナブ」や「ネップ」や「ノブ」=(小さなかたまり)はがっしりしたフェルトのようなウールのつぶつぶが紡毛機に入り、紡いだ糸の中にそのつぶつぶが小さなかたまりとして残ることによって、クラシックな言い方では「Salt&Peppar(霜降り)」の効果があると言われています。このことを「ホームスパン織り」といいます。「ホームスパン織り」のドニガルツイードといったら「マギー」社の「ドニガルツイード」でしょう。伝統的には、人々が黄色の花を付けるハイレニシタやオレンジ色のした苔、真っ赤なホクシアや濃い紫のブラックベリーなどから色をとっただろうと言われ、その色がドネガルツイードのファインを魅了したとも言われています。「ドネガル」という言葉は、現在では白や明るい色の小さなかたまりが入ったツイード風の平織り生地にも使われています。 Kilcarra Donegal(キルカッラドネガル)糸は唯一のアイルランドで紡がれた本物のドネガル糸になります。マギー社の「アイリッシュドネガルズ」はアイルランド北西部のドネガル地方で、今も昔ながらの手法で織り上げられている希少なツイード。50年以上の長きに亘り、サヴィル・ロウの高級テーラー向けにドネガルツイードを扱ってきました。ネップ(節糸)が入るのが特徴的で、美しく茂る草花、苔などこの地域ならではの色彩が、素朴で暖かい生地に織り込まれています。 「ドネガルツイード」はアイルランドの自然をそのまま再現したような奥行き豊かな色合いや、素朴で暖かみを感じさせる風合いはそのまま。味わい深い大人の休日着を求める人には絶好のマテリアルとなります。 |
1788年に創業したカイノック。スコットランドの北部、北海に面した美しいボーダーの小さな港町langholmでKYNOCH(カイノック)は1788年に創業されました。上質の生地を生産することでビジネスを成功させてきました。スコットランド産のウールを使用したツイードが人気を呼び、イギリスのロンドンなどにも支店を持つほどに成長。上質で素晴らしい生地を主要な衣料メーカーや有名ブランドに輸出しています。カイノックのデザインは、スコットランドの豊かな自然が元になっています。今回のマテリアルはアイリッシュ・ラムズウール。 「ラムズウール」とは? メリノ種のメリノウールの中でもよりソフトな生後6ケ月未満の子羊を指します。ラムズウールを直訳すると「子羊の羊毛」という意味で、子羊はSheep(シープ)ではなくLamb(ラム)と呼びます。 生地の滑りと柔らかさ、発色の良さに優れており、綺麗なツイードウールジャケット地には適しております。 純血種の子羊は、一生で一度しか羊毛を採取できないことなので貴重なツイードウール素材なのです。 刈り取った後の最初のクリーニング行程を終えると、非常に純度の高い純白な状態の糸となり、ナチュラルで鮮やかなカラーの発色が美しい事が特徴。ウールの中でも繊維がより細いので軽く、ツイード独特の“チクチク感”が比較的少なく縮れ(クリンプ)が多いので空気を含み、より暖かさを感じ身にまとっていても疲れないのが魅力なので軽くて暖かいツイードジャケットをご希望の方にはお勧めです。ウェイトは300gmsとツイードにしてはやや軽めのミディアムウェイト。しっかりした構築的なジャケットよりも、ノーパットで軽量の都会的なビジネスジャケットに最適なジャケット地です。 |
「Mallalieus JacketマラリウスジャケットMaterialWool100%1863年創業の英国の織物会社マラリウスのツイードを使ったアイテム。「日本国内ではまだまだ知られていませんが、ハリスツイードよりも伝統のある服地ブランドで創業者はORGUEIL オルゲイユ マラリウス。150年前から変わらず自分たちで原毛を染色し紡いで生地を織り上げ、すべての工程を一貫して工場で行う事ができる英国老舗生地メーカーのツイードです。今回はシェットランドツイード。「シェットランドツイード」は落ち着いた面白い色の効果(混ざり合った色)のある英国の羊毛を使い、この伝統は今でも引き継がれています。「マラリウス」の「シェットランド羊毛」は、ツイードの中で一番繊度が極めて柔軟でありスポンジのようにアルパカににたふっくらとした風合いで肌に優しい。この羊毛で織られたツイードは軽やかで、温かく、頗る柔軟であり、掴んだ場合の豊かな感触は何とも云えない。上質な質感とクラシカルさでカントリー風、アーバン風にでもどちらにも対応できる汎用性あるジャケッティングになるでしょう。 |
「マーリン・アンドエバンス」からのシェットランドツイード。「マーリンアンドエヴァンス社は1782年にイングランドは南西にあるストラウドで設立されました。紡績・織り・仕上げの一環生産型メーカーで、19世紀にはフランネル素材で広く知られるようになり、1920年代にはロールス・ロイスが厚手のフランネル素材を車の内装に使用したことにより話題になりました。1960年代にヨークシャーのハダーズフィールドに移転後は織りと出荷前梱包・検反倉庫に特化し、仕上げは世界的にも有名なロンドンのWTジョンソンで行われています。「マーリン・アンドエバンス」のシェットランドツイードは、自然に特化した「エステートツイード」。「エステートツイード」とは?貴族や領主が狩猟用として自分の領土に作ったチェック地で、スコットランドの激しい気候に耐えられるよう重量を重くし、また、狩猟用として身を守るためにカモフラージュできるようアースカラー(EARTH COLOR 土地=ブラウン、木々、=緑など)を主とした色彩で構成されております。(ちなみに家紋として作られたのがタータン・チェックと呼ばれるものです。「マーリン・アンドエバンス」のツイードはソフトな織り上がりなので、カントリー風軽めのカジュアルジャケットに最適です。 |
「エステートツイード」 「エステートツイード」 |