「ツイードの最高品質を生産するイギリスの古くからの「ミル」である「マギー」社からラギットな「シェットランドツイード」「ドネガルツイード」のカントリージャケット、カントリーオーバーコートコレクションが登場。有名なファブリックメーカーでありながら、これほどまで多数の「シェットランドツイード」「ドネガルツイード」のジャケット地、オーバーコート地を集めたコレクションはありませんでした。皆様からの要望により、“今年の秋 ”満を持して登場。アイルランド北端ドネガル地方で1866年に創業した同社は、“ドネガルツイード」の名サプライヤー。「ドネガルツイード」とは? アイルランド北西部のドニゴール州で算出されるアイリッシュツイードの代表格。玄人が唸る、「マギー社」のツイードで本格的な「カントリージャケット」、当店の得意とするオリジナル「ノーフォークジャケット」。拘りを持った最上級の“カントリーオーバーコート”をお仕立てください。 |
「マギー」の「ドネガルツイード」に使用される羊の品種は「ブラックフェイス」という品種。「ドネガルツイード(ドニゴール)」は暖かく耐久性があり、ネップ(節)のある見た目が特徴の目の粗いアイリッシュツイード。基本の色と相反した不揃いのスラブ糸の平織りが特徴とされ、紡毛糸を使って織られている。色がついた「ナブ」や「ネップ」や「ノブ」=(小さなかたまり)はがっしりしたフェルトのようなウールのつぶつぶが紡毛機に入り、紡いだ糸の中にそのつぶつぶが小さなかたまりとして残ることによって、クラシックな言い方では「Salt&Peppar(霜降り)」の効果があると言われています。このことを「ホームスパン織り」といいます。「ホームスパン織り」のドニガルツイードといったら「マギー」社の「ドニガルツイード」でしょう。伝統的には、人々が黄色の花を付けるハイレニシタやオレンジ色のした苔、真っ赤なホクシアや濃い紫のブラックベリーなどから色をとっただろうと言われ、その色がドネガルツイードのファインを魅了したとも言われています。「ドネガル」という言葉は、現在では白や明るい色の小さなかたまりが入ったツイード風の平織り生地にも使われています。Kilcarra Donegal(キルカッラドネガル)糸は唯一のアイルランドで紡がれた本物のドネガル糸になります。マギー社の「アイリッシュドネガルズ」はアイルランド北西部のドネガル地方で、今も昔ながらの手法で織り上げられている希少なツイード。50年以上の長きに亘り、サヴィル・ロウの高級テーラー向けにドネガルツイードを扱ってきました。ネップ(節糸)が入るのが特徴的で、美しく茂る草花、苔などこの地域ならではの色彩が、素朴で暖かい生地に織り込まれています。「ドネガルツイード」はアイルランドの自然をそのまま再現したような奥行き豊かな色合いや、素朴で暖かみを感じさせる風合いはそのまま。味わい深い大人の休日着を求める人には絶好のマテリアルとなります。 |
「カジュアル」に、そして最近の流行である「ビジネスカジュアル」のシーンには“ツイードジャケット”は欠かせない存在になりました。「ツイードジャケット」に代表されるクオリティーの高いホームスパン織りの「シェットランドツイード」は「ハリスツイード」「ドネガルツイード」「チェビオットツイード」の「四大ツイード」として世界的に名を知られております。「カントリージャケット」として「ハッキングジャケット」「ノーフォークジャケット」で仕立てる素材に最大の効力を発揮致し、「カントリージャケット」だけにとどまらず、都会的な「アーバンジャケット」にも最適です。 「マギー」社の「シェットランドツイード」は得意とするファブリックメーカーである「ロバートノーブル」社に別注。落ち着いた面白い色の効果(混ざり合った色)のある英国の羊毛を使い、この伝統は今でも引き継がれています。「マギー」の「シェットランド羊毛」は、ツイードの中で一番繊度が極めて柔軟でありスポンジのようにアルパカににたふっくらとした風合いで肌に優しい。この羊毛で織られたツイードは軽やかで、温かく、頗る柔軟であり、掴んだ場合の豊かな感触は何とも云えない。古くからの「シェットランドツイード」は手織工場で今なお行われており200年以上も続いている。ふっくらとしたスポンジのような肌ざわりの「シェットランドツイード」でオーダージャケットを仕立てる。それは一番の贅沢な一着になる。 |