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「カイノック」ヘリテージツイストコレクション。|オーダースーツ&ジャケット・シャツのテーラー渡辺

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カイノック

サヴィルクリフォード

カイノック

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古くからのファブリックメーカーの「カイノック」社から“HERITAGE・TWIST・トロピカル”(ヘリテージツイスト)をご紹介いたします。 「カイノック」といえば“ホームスパン”などツイーディーなジャケット生地を織り上げるミルで有名ですが、今回はスーツ生地。このヘリテージツイストHERITAGE・TWIST・トロピカルの生地KYNOCK(カイノック)
この代名詞ともいえる個性的な生地です。
「カイノック」「ヘリテージ・ツイスト・トロピカル」はカイノック社が古くから大事に保存していたアーカイブからピックアップした、魅力的なデザインの数々を、強燃糸で織りあげた、夏用トロピカルスーツ地です。
上質の糸を強撚にツイストさせたスーツ地は深み、色合い、優れた性能を持ち合わせています。「カイノックKYNOCHの伝統に忠実であり続け、175年以上にも及ぶ知識と技術を使い、カイノックの代表的な生地である伝統的なスコティッシュツイストをデザインしました。ウェイトは280g/mというスコットランドらしい無骨さを感じるもの。濃薄の色糸を織り交ぜ、白色のスラブ糸の杢糸を使用。メランジ調にしていて、雰囲気がヴィンテージ風でデットストックを思わせるようなデザインが特徴です。チャコールグレーやモスグリーン、ブラックのメランジ調な背景にブルーの濃淡のチェックを織り交ぜ、フレッシュかつ大人な雰囲気を出しています。このようなツイーディーな表情のあるスーツ生地は最近の流行でもあるのです。人目を惹く素晴らしい品質で独特な深みのある色柄のスーツをお探しならば是非カイノックKYNOCHをお選びください。

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私がテーラー行を継いだ若いころ、当店にKYNOCH(カイノック)というスコットランド製の古い服地がありました。ホームスパンなどツイード生地を得意としている、無骨な服地が得意なメーカーでスコッチテリアのかわいい織マークが印象的でした。そのネームが当店の古い棚に沢山ありました。懐かしくもあり、今また“カイノック”社の生地が日本国内に出回るようになったことは非常にうれしい限りです。以前、ずいぶん昔ですがバラクーダのスイングトップなどを扱っていた名門商社カキウチがカイノックを扱っていましたがその商社も今はなくなってしまった。そんな懐かしいカイノックが昨今のブリティッシュブームの影響なのか、埋もれていたスコットランドのブランドが復活して新しい素材をリリースしました。ウェイトも395gとスコットランドらしい無骨なデッドストックを思わせるメランジ調のクラシカルでノスタルジックなカイノック Made in Scotland。スコットランドだからMade in GratBritenとなります。カイノック“ヘリテージツイスト」でオーダースーツを仕立ててもらいたいな。

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今回ご紹介するマテリアルは現代のトレンドであるビジカジ(ビジネスカジュアル」にふさわしい、ヴィンテージ風オーダージャケット&オーダースーツ地。「カイノック」社からのこれから来る猛暑に備えてのサマーホームスパン、「オーダースーツ&オーダージャケット」のご紹介。
そのコレクションはコットンにシルク・リネンのネップを用いた「カイノック」社が得意としている夏の「ホームスパン」ならではの意匠性に富んだファンシースーツ&ファンシージャケット。しかもウール、ナイロンをブレンドし皺にもなりにくく、ナチュラルストレッチという機能性を兼ね備えています。上質なコットン・シルク・リネンとウールの織物はラスティックな涼しげで爽やかな風合いを満ちております。織りの名前は「サマーホームスパン」。
ホームスパンとは
英語で直訳すると「家庭で紡いだ」と言う意味。広義には、手で紡いだ太く節のある糸や、それで手織りにしたざっくりとした織物を言う。他では「ソルド・アンド・ペッパー」とも言う。「塩とコショウ」の意味で、塩とコショウを混ぜたようなネップの入った「霜降り調の生地」の総称を言う。ネップの入った「ホームスパン」はおもに「ドニガルツイード」を代表するように、冬物のジャケット地が定番ですが、この「カイノック」だけしか「サマーツイード」ではでていない非常に稀なマテリアル。誰も持っていない非常にめずらしい、すっきりとした「ホームスパン」なのでカントリー風でなくアーバン風の都会的でクラシカルなな「サマーツイートスーツ&サマーツイードジャケットになりますよ」。サマーホームスパンでサマーツイードジャケットはいかがでしょうか。

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1788年に創業したカイノック。スコットランドの北部、北海に面した美しいボーダーの小さな港町langholmでKYNOCH(カイノック)は1788年に創業されました。上質の生地を生産することでビジネスを成功させてきました。スコットランド産のウールを使用したツイードが人気を呼び、イギリスのロンドンなどにも支店を持つほどに成長。上質で素晴らしい生地を主要な衣料メーカーや有名ブランドに輸出しています。
カイノックのデザインは、スコットランドの豊かな自然が元になっています。
「自然」という色合いを生地で表現するのは至難の技、カイノックの技術の高さとデザインの奥深さが感じられます。当初はリネンの一種「フラックス」を漂白し紡績する工場としてスタートしましたが、長年の事業を経て現在ではスコットランド産のウールを使ったツイード系の生地メーカーとして、ロンドンなどにも支店を持つ企業として活躍しています。落ち着いた表情のカイノックの生地は、張り感があり、昔ながらのテーラードな仕立てに向いています。

サヴィルクリフォード

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プリンスオブウェールズパターン
「バルマー&ラム」社“ヴィンテージサキソニーからスタンダードなパターンの「グレンチェックにオーバーチェック」を添えた、「プリンスオブウェールズ」。プリンス・オブ・ウェールズ・チェックの名前は広く知られ、ただ「グレン・アークハート・チェック」に間違って当てはめられるなど、色のあるオーバーチェックと似ているチェック柄になります。時々グレンチェックとも呼ばれたりします。それはウィンザーの君主がウェールズの王子の時に人気になりました。しかし本物のプリンス・オブ・ウェールズ・チェックはエドワード王7世がウェールズの王子の時に、スコットランド・ディーサイドにある「Abegedie House」に銃猟するための洋服として作られたものです。それはグレン・アークハートの柄に似ていますが、柄の大きさが2倍大きいもので作られています。本来の色の組み合わせについては諸説あります。「プリンス・オブ・ウェールズ」は「白地にスレートグレー色のグレン・チェックに「暗青色の1本格子」を配したものと「白地にスレートグレー色のグレン・チェックに赤茶の一本格子」を配したものとがあります。今回の「バルマー&ラム」社の「プリンスオブウェールズ」パターンは2つご用意をしております。どちらかお好きな柄をお選びください。

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