イギリス西ヨークシャー州、老舗ファブリックメーカー「ウィリアムハルステッド社」から「A GENRLEMAN AT THE BAR(ジェントルマン・アット・ザ・バー」として待望のウィンターモヘアコレクションを復活させました。ウィリアムハルステッドと言えば、モヘア・ウールを織り上げるには世界一を誇るファブリックメーカー。創業150周年を記念して見開きのバンチブックとして登場。この生地は 20年以上にわたりWILLIAM HAKSTEADのメインクオリティのひとつとして愛されてきました。この稀少性高い76%スーパーファインウールに24%キッド・モヘアの糸で織り上げたハイレベルなコレクション。優雅でクラシカル。モダンな英国のスーツスタイルをご提案いたします。ちまたでは生地が軽量化する中で殆どのメーカーが、柔らかな冬用スーツが多い中、ウィリアムハルステッド社の「ウィンター・ウール&モヘア」は、かたくなに伝統を守り続けた、330/3600gmsとしっかりとした重めの伝統的英国オーダースーツ素材。 モヘアは万能な繊維ですが、特にウールにモヘアを組み合わせることによって、モヘア繊維の弾力性が増すことで皺になり難く仕立て映えのする適度な重厚感と相反するドレープ製を特殊なフィニッシュで両立させた耐久性とファッション性を兼ね備えたものになります。モヘアというと夏物用という概念がありますが、今回は珍しい冬用「ウィンター・ウール&モヘア」オーダースーツ地。モヘアとは、アンゴラ(アンカラ)地方を原産とする「アンゴラ山羊」から採取した毛のこと。今回のモヘアは世界の三大原産国(トルコ・アメリカ)である南アフリカ・ケープタウンからのもので世界的なモヘアの生産地として有名です。素材の特徴は、絹のようなつややかな光沢と柔らかな手触り、長い毛足です。ウールとの違いはウールにはクリンプと呼ばれる縮れた繊維の固まりがあり、暖かい空気を含んで保温力を高める効果があります。一方、モヘアにはクリンプはありませんが、起毛した繊維が含む空気の量はウールよりも多く、さらに高い保温力を発揮します。また、ウールは繊維の表面がうろこ状になっていますが、モヘアは角のないなめらかな状態になっているため、肌触りが良いところが特徴です。さらに、モヘアはウールよりも吸湿スピードが高いため、1日中蒸れずに快適に着こなせることが利点。 上品な光沢がある繊維の表面がなめらかで、かつ縮れもないモヘアは、つややかで上品な印象をもたらします。モヘアの欠点である、チクチク感は生後6ヶ月までのキッドモヘア24%の絶妙なブレンドなので問題なく長い時間心地よく着用可能。 MOHAIR TWILL (モヘア・ツウィル・サージとは英語で“serge”と書きます。ウーステッドは英国ノーフォーク州の地名で梳毛糸(そもうし)という羊毛の長い毛から作った滑らかな糸を使用した綾織で織った毛織物のことからの由来。綾織りは英語ではツイル、斜文(しゃもん)織りとも言われ、英語ではウーステッド・ファブリックという。ツイードのような毛羽立った表面とは違い、綾目が斜め45度にはっきり出て、クリア加工が施されたスムーズな表面と滑らかな手触りが特徴ウールサージは梳毛織物の代名詞とされるほど多用され、「背広はサージに始まりサージに終わる」と言われたように背広地の代表的な生地。今回のウィンターウール&モヘア・サージは、皺になり難く仕立て映えのする適度な重厚感と相反するドレープ製を特殊なフィニッシュで両立させた耐久性とファッション性を兼ね備えた素材です。ウィンターウール&モヘア・ツウィル・サージ。カラーはブラック、ネイビー、スモーキングネイビー、グレー、ミディアムグレーの定番5色に加えて、スペシャルカラーとして、ダークブラウン、ダークグリーンを別注し全7色展開としました。「ウィリアム・ハルステッド創業150周年記念」。「A GENRLEMAN AT THE BAR(ジェントルマン・アット・ザ・バー」で今までにない、最上級のウィンターモヘア・ウールでオーダースーツはいかがでしょうか。 ウィンターウール&モヘア・ツウィル・サージの特徴●絹のようなつややかな光沢と柔らかな手触りと短い毛足なので、織り目がはっきりする●ツヤが出てエレガントな印象になる●コシが強くハリがある●比較的シワになりにくい」その特徴を考えると、エレガントで丈夫なので最も堅牢度の高い、ブレザースーツになります。 |