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ノーフォークジャケット 究極のゲームジャケット|オーダースーツ&ジャケット・シャツのテーラー渡辺

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ノーフォークジャケット 究極のゲームジャケット
【ツイードジャケット】を着こなすためには、まずこの伝統あるマテリアルの起源を学んで、スポーツジャケットとしての成り立ちを知って、ツイードジャケットに対する知識を深めておくべきだと思います。これから【ツイードジャケット】の「ノーフォークジャケット」をオーダーして長く着込んで頂く為には「ノーフォークジャケット」の歴史、ディテールの理由、マテリアルの詳しいことを知ってもらってから着続けて頂きたいと私は思います。
ノーフォークジャケット
ゲームジャケットとは?
ツイードジャケットのルーツを辿ると、イギリスで生まれたカントリージャケットに辿り着きます。そもそもは農家や漁師達が着る防寒用の作業着でしたが、やがてハンティングやフィッシィングや乗馬といったゲームスポーツに興じる英国貴族達がこの防寒性の高いマテリアルに着目し、「ツイードジャケット」の生地で仕立てられた「ノーフォークジャケット」を生み出しました。20世紀の初頭になりますと大衆のアウトドアレジャーシーンにも受け入れられるようになり、総称して“スポーツジャケット”とよばれるようになります。またモータリゼーションの開花とレクレーションの新しい波を受け、「ツイードジャケット」はその高い防寒性や頑強さ、何より袖を通したときの着心地の良さから、広く一般的に浸透するようになりました。そして田園地帯ではワークウェア、アウトドアアクティビティの相棒、または日常着として活躍の場を拡大していきました。そんなスポーツジャケットの中でもスポーツの際に着用されていたシンボリックなタイプであるノーフォークジャケットは「ゲームジャケット」とカテゴライズされます。英国のカントリーマンにとってゲームジャケットとは、伝統的なスタイルに対するプライドであり、田園や大自然への探求心そのものなのです。そして、ゲームジャケットである「ノーフォークジャケット」の原型が開発されてから1世紀以上経った今、ツイード素材のゲームジャケットに脚光が集まっています。せっかくですからこのゲームジャケットである「ノーフォークジャケット」についての詳しいことを掘り下げてみます。
ノーフォークジャケットの細かいディテールを知ってもらいたい。
ノーフォークジャケット
風が強いときにラペルを閉じ、上襟を立てて留める事ができるストロータブを配備。これにより防寒性は更にアップする。
ノーフォークジャケット
肩から裾へと向かって真っ直ぐに走るパーティカルパネルが、体へのフィット感を高めると同時に、型崩れを防ぐ。


ノーフォークジャケット
襞の下にはサイドベンツが入ります。狩猟の激しい動きや
乗馬の窮屈さを和らげるために生まれたディテールです。
日本語でベンツのことを「馬乗り」と呼ばれるのもその理由。
ノーフォークジャケット ストロータブも当店のオリジナル。掛けていない時には
襟の後ろから除くタブはお洒落なディテールになる。

ノーフォークジャケット狩猟用だった時の名残のエルボウパッチ。伏せうちなどに
よりダメージの生じやすい肘の為の補強用がその理由。
ここは通常レザーを使う場合が多い。
ノーフォークジャケット プリーツの入った大容量のパッチポケット。
いかなる格好になっても中のものが落ちないように
フラップを付けしかもボタン留めにしました。

ノーファークジャケットダメージを受けやすい袖口に補強が施された
ラウンドカフスは、袖の通しをよくする役割も担っている。
これもノーフォーク特有の仕様。
ノーフォークジャケット
ジャケットであるにも関わらず、ウェストにはコートのようなフィット感を得るための
オールラウンドベルトが付く。狩猟の時のものをフックする役割にもなっている。
ノーフォークジャケットの歴史とディテール。
ノーフォークジャケットの由来には諸説があります。1860〜70年代にノーフォーク型のスポーツスーツが英国に初めて現れました。これは当時、最もモダンなスポーツウェアとして人気を博し、ことにノーフォーク公爵愛用の狩猟服だったことから名付けられた、と言う説。そしてもう一つがイングランドの東部に位置するノーフォーク州という地名から。この辺りは、街場から少し離れますと、かつては狩猟地だった原野が現在でも多く残っています。ともに、かなり信頼性のある説といえます。さて、一般的にシューティングウェアというイメージが強いノーフォークジャケットですが、ゴルフや乗馬、自転車に乗る際の運動着、また日常の普段着としても幅広く用いられてきた歴史があります。基本の型は、ノッチドラペルに3ないし4つボタンのフロントを持ち、ハンティングジャケットと同じくテーラードタイプのデザインにならっています。これにスポーツジャケットとしての機能的なディテールがプラスされます。ラペルのゴージ位置は高く、防寒性にも長けます。ポケットは大型のパッチポケットで、収納とハンドウォーマーとしての役割を兼ねており、収納したモノの落下を防ぐフラップが取り付けられています。加えてボタンも付けてより機能を付けています。そして最も目を惹き付けるのが、コートのようにフィット感を向上するために装備された、ウェストのオールラウンドベルトです。さらには激しい動きにも、追従すべく、背中の裾へと向かって直線的に伸びるベルトループ兼用のパーティカルパネルも大きな特徴に挙げられます。
その発祥とされていますノーフォーク州では今日、ノーフォークジャケットを身にまとう人々の姿は、残念ながら殆ど見られません。しかし海を隔てたアメリカやここ日本では品格と無骨さと併せ持つこのジャケットに見せられた男達が今なを数多くいます。遠くイギリスの原野で誕生したノーフォークジャケットは今、ここ極東の日本の地でノスタルジーではない現代のリアルクローズとして再評価されています。
柄は英国調でなければ迫力が出ないですよ。ガンクラブチェックとは。
どういうものか男物のジャケットの柄においては、英国風のクラシック・パターンが主流です。ことに、ツイードの柄物ジャケットになると、これは絶対に英国調でなければ迫力がなくなってしまうから不思議です。
その昔、英国紳士達がカントリーライフで愛用していたガンクラブ(英国ではコイガックといいます)もグレンチェックもオーバープレイドもウインドペーン(ウィンドペイン)も・・・。
これらの伝統的な柄物の原型は、すべて英国で生まれたものです。スコットランドには古くからタータンチェックと・ディストリクト・チェック(地方のチェック)が作られておりました。
タータン・チェックは身分とか家柄を表す意味合いを持っているので、お祭りとか公式な場所で着られることが多かったのですが、ディストリクト・チェックの方はツイードに織り込まれた柄物でプライベートな服装として着用されました。
ディストリクト・チェックは英国伝統のハンティングやゴルフなどのカントリースポーツ着として着用されていたものです。ことに王族や貴族などの上流階級に親しまれたこれらのスポーツは、海を渡ってアメリカにまで上陸していきました。ガンクラブもその一つです。アメリカの著名な紳士を会員とするアメリカン・ガン・クラブのユニフォームとして採用されたところから、その名前がつけられたそうですが、その原型は英国のディストリクト・チェックのコイガック(COIGACH)であったそうです。
オーダージャケット プライス
ツィードジャケット
ハリスツイード
コーデュロイジャケット
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