テーラー渡辺

カノニコで仕立てたお客様のブラックスーツ|オーダースーツ&ジャケット・シャツのテーラー渡辺

テーラー渡辺
お客様のフォーマル ブラックスーツ
本日のお客様は、神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮の近くにお住まいのお客様。当店のホームページをご覧いただき、ご連絡いただいた方。お伺いしたときに、お客様から「渡辺さんのホームページを拝見させていただき、とても面白く、随分とこだわったお仕立てをしていただけそうだし、どんな方なのだろうと一度お会いしたかったです」。とおっしゃっていただき、私はとても感激し、はりきって、ご注文の礼服三つ揃えを、私なりのこだわったお仕立てをさせていただきました。生地はイタリー製【カノニコ】のスーパー110s'の光沢があり表面が綺麗なブラック生地。
フランスはパリのサンジェルマン・デ・ピュレをバックの礼服
ベスト

フォーマルベスト
フォーマルの裏地は、何処の洋服屋さんでも黙っていると、通常黒の裏地をつけたまますが、
私が職人なんでしょうか、なんといっても、フォーマル専用の 「白の縞柄裏」が一番です!腰もしっかりして、ベストが仕立て栄えいたします。通常オプ
ションのはずですが、私がそのほうがいいと、つけたのですからサービスです。裏側には脱着式の
「白襟(いろえり)」をお付けいたしました。
こちらもサービス
白衿(しろえり)
白襟とは、式典・結婚式・その他のお祝い
の時つける品物です。お葬式の時は
これをはずしてベストのみで着ます。
これはサービス。
白襟(しろえり)
腰幕白・サスペンダー釦
礼服の腰裏は白ですよね。それに
フォーマルのブラックスーツは
クラシック調にサスペンダーの釦。
こちらもサービス
腰幕・サスペンダー釦
白の袖裏
フォーマルウェアの上着の袖裏は
なんといっても白の袖裏です。
袖裏白
夫婦(めおと)釦
フォーマルであればあるほど、フロントボタンは
少なくなります。しかも、1釦の場合、表と裏に
2つ繋がっている夫婦釦にするといいでしょう。
「会い合わせる」。とのおめでたいたとえにも
なることですし、当店ではお薦めしております。

夫婦釦
フォーマルウェアについてなぜこだわらなければいけないか、その理由。
フォーマル・ウェアのブラックスーツを仕立てる上での前提条件としては、この種の礼服が相手の為に着るというのが第一条件でありまして、相手とか、そのパーティーや会合に招いてくれた主催者とそこに集まる人達です。特にこうした心がけが必要なのはセレモニーとして区別される儀式的な集まりでありまして、結婚式、葬式、公的な会合、などがそれに当たります。こんなときに選ぶフォーマルウェアは、参加者が着てくるであろうと思われる礼装を選ぶのがエチケットなのです。カジュアルウェアでは、他人と違った自分の好みのものを個性的に選び着こなすのがしゃれでありシックですれど、セレモニーフォーマルの場合は他人とできるだけ同じ服装をするのが基本でありマナーなので当店でもフォーマルウェアをオーダーする場合お客様にそうお話をしております。

白襟(しろえり) 白襟とは、通常フォーマルのブラックスーツを着る場合、オーダーのベストは通常モノトーン色が決まりのシルバーグレーのベスト、もしくは上下の共生地で仕立てる黒のベストになります。ただ、黒のみのベストの場合は、お葬式・告別式・その他の弔辞に使うのみなのです。式典・結婚式・その他の祝宴の場合はこの白衿をつけるのです。

そのいわれは 遠い昔のヨーロッパ「ロココ調時代」にさかのぼります。その頃の男性の服装は【フロックコート】でした。もちろん、お祝い着もその服を着ておりましたが寒い冬の時期、外で祝いの式をする場合、当然寒いです。しかし、しきたりを重んじる当時のヨーロッパ人はコートは着てはいけません。その為、コートを着ない代わりにベストを二枚着ることになりました。その中の二枚目のベストが除いている名残りが今の白襟になったわけです。

フォーマルウェアの場合なぜサスペンダーをするか。 式典の場合、ベルトのバックルの金属の光がきらきらと見えることが昔のフォーマルウェアにとって本来いけないことだったそうです。その為、昔のフォーマルウェアの場合、サスペンダーでズボンを吊り上げることになったそうです。本来、サスペンダーで吊り上げたほうがヒップラインは抜群に綺麗なシルエットになるので、当店でオーダーした時「サスペンダーで吊り上げたほうがいいですよ」。とお薦めしております。
お客様のフォーマルスーツ