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ザゲストスーツ カーゴパンツ スーツ|オーダースーツ&ジャケット・シャツのテーラー渡辺

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ザ ゲストスーツ カーゴパンツ スーツ
本日のお客様、いつもはお勤めの方で普段の日にちょっと変わったスーツを着たいとのことで当店にご来店された方。ブラックウォッチの柄でカーゴパンツスーツをお仕立てしたいとのことでご依頼を受けました。ブラックウォッチとはブラックガードとも呼ばれ、英国のタータンチェックの中のもの。タータンチェックとは日本で言えば家紋のようなもので一族の紋章のチェック柄。昔は戦いで死んだ場合、わからなくなるのでその柄を着ていれば何処のだれそれの一族かがわかるように決められていたもの。
ブラックウォッチは元来、厄介な高地地方の一族を管理するため英国王によって取り入れられた変節しスコットランド人の一団といわれており、英国軍の第42ハイランド連隊の制服のタータンとしても有名です。紳士服でとても人気なわけは最も落ち着いた配色のタータンだからでしょうかね。
そういったことで今回はクラッシックな柄でおしゃれなカーゴパンツにてスーツを仕立てました。
デザインはショルダーが個性的なビルドアップされた「ネオ・ブリティッシュモデル」。
             バックはロンドン「オックスフォード通り」です。
カーゴパンツスーツ
カーゴパンツ スーツ
パンツの脇にはカーゴポケットを
つけておしゃれにアウトドアに
履くも良し、最近ではゴルフウェア
としても人気があります。
ドットライニングライニング(裏地)はお客様ご指定の
ドット(水玉模様)のキュプラ裏地。
表地のグリーンと合間って
綺麗に仕上がりました。
腰幕 オリジナルマーベルト 腰裏は何処にもないような、ポップな
オリジナルのマーベルト。そのほかには
ブルーのギンガムチェックや、いろいろな
腰裏をご用意いたしております。
カーゴポケット
ハンドメイド
ハンドステッチ シルク100%糸
「AMFステッチ」と「フルハンドメイドステッチ」の違い。
オーダー業界ではよく言われているピックステッチ。AMFステッチのことを言います。直訳しますと「アメリカンマシンメイドファクトリー」即ちマシンによる本ステッチをかけたように見せるステッチのことを言います。
本ステッチの意味合いは洋服の骨に当たる毛芯と皮膚に当たる生地とがしっかりと固定化され型崩れしないように、服の端に当たるエッジが綺麗になるようにするために本ステッチをかけるわけです。
やらないより、ステッチかけた方がいいですかね。
いかにもオーダーメイドらしく、見栄えも高級そうに見えるわけ。
本来フルハンドメイドの場合はそこをもちろん丁寧に時間をかけて手ですくってしっかりとさせます.
「AMFステッチ」本ステッチの意味合いと良さを説明しましたが、本来フルハンドメイドでステッチとマシンメイドのステッチの違いは、AMFステッチの糸はポリエステル糸でステッチをマシンでかけます。
マシンでかけるには糸を引っ張って進んでかけるのでちょっときつくかけざるを得ません。
当然糸は余裕が無いために、出来上がったときは綺麗でも、クリーニングを頻繁にかけるとアイロンの熱のため糸がポリエステルの特異性として当然のように縮み上がり突っ張ります。夏の上着の場合、よく端がびりびりになるのがそういうことなのです。古くなると上着にAMFステッチをかけないほうがいいときもあるのがその為です。かといってしないとどんどんと端がぶくぶくになるのでどうしていいかわからないのが現状かと思われます。その点フルハンドメイドの糸は見てのとおり、シルク100%のため生地とのなじみが良くフルハンドメイドの運針の力により、ゆるく丁寧に糸を置いていくようにすくい上げるため、頻繁なクリーニングにおいても問題なくピリつかず、いつも上着の端が綺麗になっているのがその為なのです。型崩れもぜんぜんしないでいつも綺麗なエッジになります。フルハンドメイドのひとつのよさはその為にあるのです。テーラーの職人でなきゃいえないこと。この親父いい仕事いたします。フルハンドメイドの本ステッチをいつでも受けますが、私の寝不足がどんどん増えるのがたまにきず・・・。当店のスーツはマル縫いの出来るベテラン職人の私がメジャーメントをしてデザインも現代に通じる素敵なシルエットを出した型紙を起こし、何処の店にあるような工場縫製○投げのスーツにはいたしません。
きっと御満足いただける一着をお仕立ていたします。
カーゴパンツスーツ
バックはロンドン「ピカデリーサーカス前」です。